セスキ炭酸ソーダ使ってみました
前回、「お部屋の片付け始めます」と宣言しましたが、その前に気になることがありまして・・・。
それは、ドアノブや電気スイッチの周りが、ひどく汚れていることです。生前の母が、強皮症を患っていたために指先に薬を塗っていたのが原因です。薬のネバネバや周りの黄色くなった手垢が、雑巾で拭いても広がるだけで、なかなか取れません。そこで、「セスキ炭酸ソーダ」を使ってみることにしました。
当社のウスクリーニングでも使っているものです。
「重曹」もお掃除アイテムとして有名ですが、特徴は、以下の通りです。
・重曹と比べアルカリ性が強く、脂肪酸やたんぱく質に強い
・水に溶けやすい
・手についても手荒れしにくい
・常温で長期間保存が可能
しかし、木製品には浸透してシミになってしますので不向きです。また、油分が多いコンロ周りや換気扇の汚れ落としは、研磨力がある重曹を使ってスポンジ、タワシで擦る方がよく落ちます。
早速セスキ炭酸ソーダ水を作ってみます。水500mlにセスキ炭酸ソーダ5gを溶かします。私に場合500mlのスプレーボトルがなかったので、300mlのボトルに3gをよく降って溶かしました。セスキ炭酸ソーダ水には、色や匂いはありません。
わかりにくいですが、スイッチとその周辺が黄ばんでいます。ここにスプレーで吹きかけます。液だれが嫌な場合は、キッチンペーパーなどを汚れの部分に貼ってその上からスプレーします。(液垂れ痕が後々光が当たるとテカってしまうことがありますので注意)
10分ほど放置して、綺麗な雑巾などで水拭きすると、キレイになります。キレイになっていない場合は、再度スプレーで吹きかけて古くなった歯ブラシなどで擦るとキレイになります。
結果は、こんな感じです。 キレイになりました。
作ったセスキ炭酸ソーダ水は、酸化していくので3〜4ヶ月の間に使い切りましょう。
セスキ炭酸ソーダは、「重曹」より強く、漂白剤よりは弱いアルカリ性です。ですので、布ナプキンの洗浄や、漂白剤を使うと色落ちや生地が傷む恐れのある場合の洗濯物の襟や袖の汚れ落しに使えます。
色々と使えて便利で、手荒れしにくい「セスキ炭酸ソーダ」を皆さんも是非、家庭でのお掃除に役立ててください。