トイレの女神様?

「トイレには神様が宿る」と言われているように、毎日の生活に欠かせない、ありがたいものです。しかしながら、排泄物による臭気や湿気の原因となるので、お掃除は欠かせません。

風水的には、トイレは、健康運・家庭運そして金運をつかさどると言われており、玄関と並んで家相において重要な場所です。積極的にきれいにしたい場所です。

下図を参考に、トイレの各所別のお掃除・お手入れの仕方をご説明いたします。

 

①換気
湿気や臭気をためないようにマメに換気を。特にトイレが北方位に当たる場合は重要です。

②便器
毎回トイレを使用したら、洗剤を付けたブラシでこすっておく。使わないときは、蓋を閉めて、不浄な気を出さないようにしましょう。

③床
使い捨ての除菌シートでマメに拭く。雑巾でも構いませんが、雑菌が付いているわけですから、ぼろ布を使っての使い捨てにしましょう。

④マット
汚れが目立ってきたら、洗いましょう。ほこりやお〇けが目についたら、その都度コロコロなどで取りましょう。

⑤スリッパ
3日に1度、内側は除菌スプレーで、底面は使い捨て除菌シートでキレイにしましょう。

⑥タオル
湿気や臭気、雑菌をため込んでいるので、汚れが目立つ前に交換しましょう。

⑦掃除道具
臭気や雑菌が付着するので、蓋付きのものを使いましょう

⑧収納
トイレットペーパーを買ったときのビニールに入れたままにして、床に置かないように。雑菌や臭気を吸収するので、それでおしりを拭いたら・・・。 収納もできれば、蓋や扉付きのものを。

⑨⑩観葉植物・お香
北方位で嫌い雰囲気の暗いトイレでは、観葉植物を(九星気学での自分のラッキーカラーに係るものが最適)、臭いが強いときは、お香をたくのもお勧めです。お香は、東急ハンズやLoftなどでいろんな種類のものが売っていますので、気分を落ち着かせてくれるお気に入りを見つけるのもいいですね。


風水的アドバイス

風水的にもトイレは、どの方位にあっても凶とされています。昔の日本家屋では、厠といって母屋から離れたところにありましたが、昨今の日本の住宅事情では、そうはいきません。風水的な、凶方位にある場合の対処法をお伝えします。

⑴トイレが鬼門(東北)にあるのは凶
最悪のケースですが、トイレに置く小物(観葉植物や置物)を自分の本命星にあった色のものを置いて対策してみましょう。
本命星       ラッキーカラー
一白水星       白・赤
二黒土星       クリーム色・黄色
三碧木星       緑・赤
四緑木星       緑
五黄土星       黄色・ゴールド
六白金星       白・水色・ゴールド
七赤金星       白・黄色・ゴールド
八白土星       白・黄色・赤
九紫火星       白・黄色・赤

⑵トイレが北方位にある場合
日当たりが悪い北方位は、寒くて暗く不浄な気やマイナスの気が強く作用します。
マット、タオルやスリッパを明るい色で統一してみましょう。ご家庭にぬくもりや健康運をもたらします。

⑶トイレが南方位にある場合
日当たりがよくて暖かいと一見よさそうですが、臭気を強めるため凶相となります。また、南方位の「火」は、「水」を使うトイレと相克関係になり気が乱れる原因です。マットや便器カバーの色を茶色やベージュといった落ち着いた色合いに変えましょう。穏やかな雰囲気となり、家庭に良い影響を与えます。

⑷トイレが玄関のそばにある場合
せっかく玄関から良い気を取り入れても、トイレの扉の開け閉めのたびにトイレの不浄の気が一緒に室内に流れ込んできては意味がありません。あトイレの位置は変えられませんので、扉の内側に暖簾のような大きなものをかけて、なるべくトイレの気が室内に流れ込まないようにしましょう。当然、使わないときは、トイレの扉をキチンと閉めておきましょう。

⑸階段の下にあるトイレ場合
日本の住宅事情においては仕方のないことですが、階段の下にあるためにトイレの天井が段々になっている、斜めになっていることが多いです。トイレの天井は、平らで上に「天」となる空間があるのが良いとされているそうです。斜めや段々になっている部分に、布などを張って、運気の乱反射を抑えるのがよいでしょう。


ここで、面白い話をひとつ。
あるミステリー番組を見ていた時の話です。芸人が、霊能者の人に「トイレの神様」について質問した時のやり取りを簡単にまとめご紹介します。
芸人
「トイレの神様って本当にいるんですか?」
霊能者
「いらっしゃいます。いない家もありますが、ほとんどの家庭にいます。」
芸人
「本当ですか?どんな神様なんですか?」
霊能者
「髪の長い女神さまですね。よく言われるように、家庭運や金運をもたらしてくれます。」
芸人
「えっ、女神様なんですかっ。仙人のような神様を想像していました」
霊能者
「この神様は、奇麗で居心地の良いトイレに宿ります。ですから、女神さまに居ついて頂くためには、人間の側もいくつか気をつけなくてはいけないことがあります。」
芸人
「なんですかそれは?キレイにしてればいいじゃないんですか?」
霊能者
「この女神さまは、普段はトイレの上の空間に隠れていますが、人がトイレを使っていないときは、たまに床に降りて来ています。ですので、トイレの扉を開けっぱなしにした状態でいきなりトイレに入ると、天井に隠れるのが間に合わず、人間がこの女神さまの髪の毛を踏んでしまうことがあるのです。」
芸人
「えーっ、そんな長い髪の毛なんですか」
霊能者
「そうです。ですから、トイレを奇麗にするのは当たり前で、使わないときは、必ずトイレの扉を閉めて、できれば入るときにノックをしたり、ひと呼吸おくようにしたほうがいいですね。何度も髪の毛を踏まれると、女神さまはその家から逃げてしまします。」
芸人
「そうなんですか」
霊能者
「奇麗にするのも、みなさん床や便器を奇麗にしますが、天井も奇麗にしないといけません。女神さまが隠れるときに、天井をすり抜けて上に行くからです」
芸人
「えーっ、天井は掃除したことないですね。今度天井も奇麗に拭きます。って、もう女神様逃げてるかもしれませんね。私、全然売れてないですから・・・・」

この話を聞いた時に、これは風水のトイレの天井と扉を閉める話に関係しているのではと思った次第です。
先に紹介した、トイレの掃除をすべてやるのは大変だと思った方は、せめて扉は閉める、女神さまが降りる床と隠れる天井だけでもマメにお掃除して、奇麗ににしてみてはいかがでしょうか?

 

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